市の委託による都市計画道路に関する検証について

　これまで、都市計画道路を計画的、効率的に整備するため、東京都・特別区・26市・2町で連携しながら、概ね10年間で優先的に整備すべき路線（以下「優先整備路線」という。）を定めた「事業化計画」を策定し、事業の推進に努めてきました。
　現行の、平成28年3月に策定した「東京における都市計画道路の整備方針（第四次事業化計画）」は、令和7年度で目標年次の10年目を迎えます。第四次事業化計画では、市施行の優先整備路線を選定しておらず、現在市が事業中の都市計画道路は一定の進捗がみられることから、次に整備する路線の検討が必要となっています。

　こうしたことから、本委託では、下記の項目について検証等を行いました。
（1）　第四次事業化計画の評価指標を踏まえて市独自に評価
（2）　交通流動面から見た評価
（3）　概算事業費の算定
（4）　都市計画道路の整備優先性の検証

　都市計画道路に関する検証 報告書まとめ(PDF:23,796KB)　（注記）こちらからダウンロードできます。

　道路には、大きく分けて、「交通機能（人、モノの移動）」、「空間機能（都市環境、防災、インフラ）」、「市街地形成機能（骨格、街区の形成）」の三つの機能を担っています。これらの機能を基に、評価指標を設定し、検証を進めました。
　各路線の評価のとりまとめは下記のとおりです。詳細は、上記「都市計画道路に関する検証 報告書まとめ」をご覧ください。

各路線の評価のとりまとめ(PDF:2,697KB)　（注記）こちらからダウンロードできます。

　将来交通量推計を行いました。将来交通量推計は、都市計画道路全路線整備時と、計画路線の各区間それぞれ未整備時の計18ケースを実施しました。
　結果については、下記のとおりです。詳細は、上記「都市計画道路に関する検証 報告書まとめ」をご覧ください。

将来交通量推計結果(PDF:3,082KB)　（注記）こちらからダウンロードできます。

　アンケート調査は、評価指標を、大項目・中項目・小項目に階層化し、階層ごとに指標を相対的に比べる一対比較（階層分析法）により、各指標の重み（重要度）を求めるために行いました。大項目・中項目の重要度は、市関係職員にて行い、小項目の重要度は、市関係職員、市民、町会長・自治会長にて行い、アンケート調査の結果を基に各項目の重み（重要度）を算出しました。

　　令和6年11月6日（水曜日）

　・令和6年11月13日（水曜日）午後7時から　市民会館（萌え木ホール）
　・令和6年11月15日（金曜日）午後7時から　東小金井駅開設記念会館（マロンホール）
　・令和6年11月16日（土曜日）午前10時から　市民会館（萌え木ホール）

　調査結果を集計し、各項目の重み（重要度）を算出した結果は次のとおりです。
　各項目の重み（重要度）を算出したうえで、本委託による評価指標に基づき未整備の都市計画道路を評価し、点数化することにより相対的な評価を行うことができます。
　算出方法などの詳細は、下記に記載しています「評価指標に関するアンケート調査結果」をご覧ください。

調査結果による重みの算出結果(PDF:1,406KB)　（注記）こちらからダウンロードできます。

　評価指標に関するアンケート調査結果(PDF:262KB)　（注記）こちらからダウンロードできます。

　市民、町会長・自治会長の皆様にご協力いただきましたアンケート調査票等は、下記からダウンロードできます。
　（1）アンケート調査票（市民、町会長・自治会長）(PDF:121KB)
　（2）（補足資料）評価指標解説(PDF:117KB)